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みなさんこんにちは。あおぞらクリニック眼科 形成外科　副院長の鶴田優希です。

 

 

当院の形成外科・美容皮膚科外来には、「もっと肌をきれいにしたい！」というかたがたくさんいらっしゃいます。

 

レーザートーニングやIPL（フォト）のメニューを希望されていらっしゃることが多いのですが

 

実は肌のケアとして「内服薬」がとても大切なことをご存じですか？

 

今回の記事では、いわゆる「美容内服セット」、美肌を作るための内服薬について説明していきます♪

 

当院では３種類の内服薬をご用意しております🙌

 

 

美容内服セットとは？

最近、様々なwebの記事やSNSを見ると”美容内服”という言葉をよく見かけます。

これは、美容目的で使用する内服薬のことで、病気の治療ではなく美肌になるために継続して内服するお薬を指します。

様々な効果・目的により内服薬が変わりますが、当院では定番である３種類の美容内服薬を取り扱っております。

美容内服①シナール

おそらく美容内服としての処方薬のビタミン剤の中ではもっとも有名なのがこの「シナール」というお薬です。

ビタミンC（アスコルビン酸）とパントテン酸を配合した複合ビタミン剤です！

 

ビタミンCはシミやくすみの原因である「メラニン色素」が出来ることを抑制します。

 

シミや色素沈着を改善してくれるだけでなく、身体の抵抗力を高める効果もあります✨

パントテン酸というのは栄養素としてはビタミンB5で、ビタミンCと一緒に摂取することでその働きを助けてくれます。

 

美容内服②ユベラ

２つめの「ユベラ」という美容内服のお薬は、ビタミンEが主成分です💊

 

ビタミンEには抗酸化作用があります。お肌の酸化を抑え、皮膚の新陳代謝を高めてメラニン色素のがお肌にたまっていくことを防ぎます。

 

シミやそばかすの予防効果や、しわ、たるみを防止する効果があります。

 

美容内服③トラネキサム酸（トランサミン）

トラネキサム酸は抗炎症・止血薬として医療現場で広く使われているお薬です💉

 

皮膚のシミやくすみの原因である「メラニン」はメラノサイトという細胞から作られますが、このメラノサイトの働きを強める「プラスミン」という物質の働きを抑えることによって色素の発生を抑えると言われています。

 

おもにお顔のくすみや肝斑といわれる頬のシミが気になる方にお出ししています。

肝斑の治療としてはレーザートーニングなどが有名ですが、実はこの美容内服「トラネキサム酸」がとても大切と言われています。

当院では美容皮膚科の患者様に対して最新機器を用いた肌診断をおこなっておりますが、ここで肝斑と言われた場合にはぜひ美容内服の開始をご検討ください😊

 

また、IPLを受けたいけど薄い肝斑のようなくすみがあり、悪化を予防したいという場合もこのトラネキサム酸の内服がおすすめです。

 

 

美容内服の効果はどれくらい？

美容内服を開始する際、多くの方に「どれくらい効きますか？」「どのくらい続ければよいですか」と聞かれます。

稀に１か月くらいの内服期間で「肝斑がよくなりました」「肌の調子がよくなった」と言われることもありますが

一般には３か月は継続いただくようお伝えしています。

美容内服の効果をしっかり出すためには毎日決められた量を飲み忘れなく内服していただくことと

３か月以上の期間しっかり続けていただくことが大切です！！

美容内服セットの価格は？

このように、継続することでお肌の状態をよくできる美容内服ですが、安いクリニックでないと続けられないという方も多いですよね。

当院では、美容内服①②（シナールとユベラ）は1か月分1,800円＋税、美容内服③（トラネキサム酸）は１か月分3,600円＋税にて販売しております。

自費診療になるためクリニックによって価格が異なりますが、かなりお安いかと思いますのでぜひご利用ください！

 

処方には医師によるカウンセリングが必要ですので、気になるかたはいつでもご相談くださいね😊

 

 

 

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