みなさんこんにちは!副院長の鶴田ゆきです。
今回はICL(Implantable Collamer Lens)手術についてご紹介いたします。
ICL手術は、近視、遠視、乱視などの視力矯正を行うための手術で、以前から気になっていたのですがようやく受ける事ができました!
今回の記事では、実際にICLを受けたその流れや良かったor困ったポイントをまとめていきます。ぜひ最後まで読んでください♪
※医療広告ガイドラインの観点から、私個人の細かい感想や体験談は掲載できません。ぜひクリニックでお尋ねください!
ICLってどんな手術なの?
ICL手術とは、眼内レンズを角膜の内側に挿入することで、視力を矯正する手術のことを指します。
通常、ICL手術は近視、遠視、乱視に悩む方々に適しています。
手術は局所麻酔下で行われ、レンズは眼内に挿入され、角膜の上に傷を作る必要がないため、手術後の回復が早く、痛みもほとんどありません。
ICL手術は、眼の屈折異常を矯正し、クリアな視界を取り戻すための優れた方法とされています。
ICLとレーシック手術の違いとは?
ICLのお話しをすると、たいてい「レーシックとどっちがいいの?」「何が違うの?」と聞かれます。
ICL手術とレーシック手術は、両方とも視力矯正を行う方法ですが、そのアプローチと特徴には違いがあります。
ICL(Implantable Collamer Lens)手術は、眼内に特殊なレンズを挿入して視力を矯正する方法。
この手術は角膜に傷をつけずに行われるため、角膜の組織を保護できます。
近視、遠視、乱視に対して有効であり、角膜の薄さや形状に制約がある場合でも適用可能です。ICL手術はリスクが比較的低いとされていますが、感染症や眼圧の変化といった合併症が報告されることもあります。手術後の回復が速く、数日から数週間で視力が良くなっていき違和感が少なく快適な視界が得られるのが一般的な経過です。
一方、レーシック(LASIK)手術は、角膜の表面に薄いフラップを作成し、レーザーを使用して角膜を削ることで視力を矯正します。
近視、遠視、乱視に対応していますが、角膜の薄さや形状によっては制約があります。レーシック手術も安全な方法ですが、手術中の合併症や手術後に起こる乾燥眼、感染症、光幻覚といった副作用が報告されることがあります。手術後の回復には数週間から数か月かかります。
ICL手術を実際に受けてきました!
ここからは、私は当院でICLを受けたので術前~術後までのすべてをレポしていきますね。
🏥 クリニック:あおぞらクリニック眼科 形成外科
👨 執刀医:野田院長(夫です 笑)
👛 費用:両目で598,000円+税※強い乱視がある場合レンズが高くなるので変わります
ICL手術を受けるまで
視力を矯正するためのICL手術は、しっかりとした準備とアプローチが大切です。
まずは手術前のステップについてご紹介します。
検査の2回通院:
ICL手術に備えるための通院は、2回行われます。一つ目は、適応検査のための通院です。
ここで眼の健康状態や視力の問題を詳しく診断し、ICL手術の適応を確認します。
もう一つは、レンズを決めるための検査です。
この検査では、眼の形状やサイズに合った最適なレンズを選ぶためのデータを収集します。丁寧な検査を通じて、カスタマイズされた治療計画が立てられます。
コンタクトを外して、眼鏡で過ごす日々:
レンズを決めるための検査に備えて、通院の日まで約1週間ほど、コンタクトレンズを外して眼鏡で過ごす必要があります。これは角膜の形状や状態を正確に評価するために必要で、視力矯正の成功に向けての大切な一歩といえます。
手術の4日前からの抗菌目薬の使用:
手術を成功させるためには、感染予防が欠かせません。
手術の4日前から、感染を防ぐために専用の抗菌目薬を使用するようになります。これにより、手術時のリスクを最小限に抑え、安全な環境で手術を受けることができます。
ICL手術当日の流れ
準備から手術まで:
手術当日は、手術の約1時間前に医院に訪れました。
この間に手術に向けての準備が行われます。麻酔の点眼やガウンの着用など、手術に備えて必要な準備が進められました。ここで緊張と期待が入り混じりますが、慣れているスタッフのサポートや声掛けのかげで安心感が得られました!
いよいよ実際の手術へ!:
ICL手術は、両目で15分程度と短時間の手術です。
当院では手術中、ご希望のかたには笑気麻酔を使用します。
術中目を開けているので恐怖心がある手術ですが、この麻酔を使用することで恐怖心が緩和される効果を得られます。
点眼の麻酔をおこなった上での手術であり、術中は強い痛みを感じません。
ICL手術当日の経過
視力の向上:
手術直後から、驚くべき変化が現れました!!
視力が急激に良くなり、以前とは比べものにならないほどのクリアな視界を得られました。これはまさに、新たな視界の始まりを感じる瞬間。
と言いつつ、すぐに目の中に抗菌薬が含まれた軟膏をしてもらったので、この軟膏によってしばらくは視界がぼやけた状態となります。
アフターケアの重要性:
手術後のアフターケアは非常に重要。
炎症を抑えるための目薬や抗菌目薬をたくさん使用するように指示されます。これにより、手術後の感染や炎症を最小限に抑え、安全な回復を目指していきます。
目の感覚や痛み:
手術直後は、目の中に巨大なゴミが入っているかのようなゴロゴロ感がありました。
これは、手術後の自然な反応ですが、少し不快な感覚と言えるかもしれません。しかし、この感覚も次第に薄れていき、徐々に違和感が軽減されていきました。
私は手術後、YouTubeを撮ったり緊張したりしたせいか結構疲れていたようで、数時間寝てしまいました(笑)。
当日の夕方には、驚くほど痛みがほぼなくなり、違和感程度に落ち着きました!
ICL手術翌日以降の経過
回復の一歩:検査と安心の診断
手術翌日、早朝に眼圧の検査と細隙灯顕微鏡の診察を受けました。
診察の結果、異常なしとの診断が出て、一安心☺この確認で、手術の成果と回復の進捗を知ることができました。
日常生活への復帰:無痛で快適な日々
手術の翌日からは、驚くべきことに無痛で視力がばっちり。普通に仕事に取り組むことができました。
数日間はゴロゴロするのかなと思っていたので、これはちょっと意外。
以前の不便な視界とはお別れし、新しい視界が日常に溶け込んでいく瞬間を実感しました!
制約と工夫:アイメイクやカラコンの我慢
一方で、手術後の生活には一時的な制約もあります。
手術後の1週間程度は、アイメイクや洗顔・洗髪が禁止となります。この制約は少々つらいかもしれませんが、回復のためには欠かせないこと。
洗顔ができないのはつらいですが、顔に水がかからないように洗髪ができるならOK、すなわち美容院でのシャンプーは可能とのこと。
これは嬉しい知らせで、少しの制約を楽しみに変える工夫となりました。私は手術の5日目に美容院を予約しました。
ICL手術をあおぞらクリニック眼科 形成外科で受けてみて
当院スタッフの優しさや技術面の高さも再認識しました😁優しい声かけにすくわれました。
意識ある状態でのオペは緊張するので医師やスタッフの声掛けが大切だと、身をもって実感。今後の診療に活かそうと思います!
あおぞらクリニック眼科 形成外科でICL手術を受ける理由
ICL手術を受ける際に、当院を選んでいただく理由やメリットについてお話ししたいと思います。
医師の高い技術と豊富な経験:
当院の野田院長は、長年にわたる手術経験と専門知識を持ち、東京都健康長寿医療センターで白内障や緑内障の手術を何千件も行ってきました。
その実績と技術力により、ICL手術においても高い信頼を得ています。
私自身も手術が仕事の立場ですが、やはり質の良い手術をするために経験は重要な項目だと感じています。
最新の設備と技術:
2023年2月に開院した当院は、最新の設備と最新の検査機器や手術器具を整えています。
綿密な検査や手術の際に、最新の技術が大きなサポートとなり、安全かつ高品質な手術を実現します。
経験豊富な眼科スタッフ:
当院は、眼科手術に精通したベテランのスタッフを揃えています。院長と共に長年働いてきたスタッフたちは、経験と知識を活かして患者様の安心と快適な手術環境を提供します。
充実した術後アフターケア:
どんな手術を受ける場合も、手術後のアフターケアは大切な要素です。
当院では、手術後に何かトラブルがあればすぐにご連絡いただけるLINEシステムを導入しています。安心して相談できる環境を整え、手術後もサポートを続けます。
適正価格での医療提供:
当院は、質の高い医療を適正価格で提供することを重視しています。
患者様の健康と安心を第一に考え、高品質な医療を適切な価格で提供することを目指しています。
みなさまのご来院を、心よりお待ちしております!